住まいるコラム

2020-12-05
暮らし発見!!住まいるコラム

 住まいや暮らしに関わる専門家がテーマに沿って語るコーナーです。
11、12月は、「Tree style」代表でインテリアコーディネーター・住空間収納プランナーの中塩五月さんに、年末年始に向けた快適な住まいづくりのこつを聞きました。
3回目のテーマは「窓断熱の方法」です。

冬の住まいづくり編
シートやカーテンで窓断熱

 冬の室内を暖かく保つ鍵は、窓にあります。温めた空気を逃さず、冷気の侵入を防ぐためには、窓断熱が欠かせません。また、カビやダニ、アレルギーの原因になる結露対策としても、窓断熱は有効です。

 一番効果的な方法は、窓ガラスに断熱シートを貼ること。シールタイプのものが主流で、手軽にDIYできます。冬用の断熱シートは、結露の発生防止効果が高いのが特徴。オールシーズン用なら冬は室内の暖気を守り、夏は日差しをカットできて便利。一般的に、断熱シートは厚くなるほど断熱性がアップしますが、光の透過性は低下するため、室内の明るさを重視するなら薄手を選びましょう。

 カーテン断熱もベターです。ポイントは二つ。一つは、多機能レースカーテンの活用。最近は、保温性や遮熱性、紫外線カット機能などを兼ね備えたものが増え、1枚新調すれば一年中快適に過ごせます。もう一つは、窓面をしっかり覆うことです。ここ数年、すっきりしたデザインが人気を集めているロールスクリーンやブラインド、シェードは、左右の隙間から冷気が入りやすい構造になっています。内側か外側にもう一枚設置すると、空気の層ができて暖気が保てます。窓の内側に設置するなら、窓面をしっかり覆うサイズで注文を。

 リビングに続く廊下の境目や、階段の入り口などの断熱も有効です。冬の間だけ、突っ張り棒などを使ってカーテンやのれんをつける方法なら、賃貸住宅でも実践可能です。その際は、強度(耐荷重)に注意して、しっかりした突っ張り棒を使用しましょう。

レースカーテンをプラス

シェードと窓の間に、レースカーテンを追加した例。断熱性があるレースカーテンを選べば、光を取り込みながら室内を暖かく保てます。
(写真提供/シンコール)

突っ張り棒で間仕切り

大判の布をカーテンクリップで留めて、突っ張り棒に掛けた間仕切り。気軽に取り付けることができ、冬は暖房効率を上げられます。お気に入りの布で試してみてください。

ブラインドとシェードで二重に

窓をしっかり覆う幅のシェードを室内側に設置し、空気の層を作ります。シェードは巻き上げてしまえば、カーテンボックスの中に隠れるので、スッキリした印象が保てます。
(写真提供/タチカワブラインド)

担当者写真

中塩 五月さん

Tree style
TEL:090-1013-4245 http://tree-style.jp/