住まいるコラム

2016-05-07

窓の位置工夫 開放感アップ

写真1

2階テラス(右上)から採光

写真2

2階の地窓は1階の窓とつながっている

 「スタイリッシュで個性的な住まいにしたい」。広島市西区のAさん夫婦は、2010年に住宅街の一画に木造2階建てを完成させた。

 敷地の南側に病院が立つなど、周囲を建物や道路に囲まれたロケーション。設計を担当した建築家の丸吉泰道さん(中区)は、プライバシーを守ろうと、外壁の窓を最小限に抑えるとともに、2階にリビングを配置。南東の壁をくり抜くように、中庭風のテラスを設けることで採光性を高めた。リビングは16畳の広さ。テラスと段差なくつながるため、眺望と一体化し、畳数以上のゆとりが感じられる。

 またユニークなのは道路側に設けた四角い窓だ。1階に設けられた窓だが、上端は2階の床上に達している。1階の窓としては高い位置にあるため、道路からの視線が防げる上、2階リビングでは足元の床をほのかに照らす。「周囲を気にせず、伸び伸び過ごせる。開放的で心地よい家です」とAさんは満足そう。

写真3

1階寝室

写真4

2階LDK