建築用語解説

あ行

ISM規定【アイエスエムきてい】
インテリア材料の安全に関する規定。壁装材料協会が1995年に制定した自主規格。
アイソメ図
立体を斜めから見た図を表示する等角投影図のこと。「アイソメトリック図」の略。
相番【あいばん】
作業をともにする仲間、相棒のこと。また、異なる作業者が共同で作業することを指す場合もある。
アイランド型キッチン
調理台やシンク部分を壁から離し、室内の中央にレイアウト。大人数での作業が行えるが、広い空間が必要。
アウトフレーム工法
マンションの建築工法の一つで、柱や梁(はり)などのフレームを室外に出す設計のこと。アウトポールともいう。
煽り止め【あおりどめ】
建具の扉が風などで煽られないように、定位置にとめておく装置や金物の総称。
赤松
針葉樹の一種。レッドパイン。湿気に強く耐久性があり、造作材などに使われている。
赤身【あかみ】
木材の中心部分の「心材」のこと。周りの「辺材」よりも赤みを帯びている。強度、耐久性に優れている。
空き【あき】
部材や仕上げの接合部に持たせるわずかな空間のこと。「クリアランス」「逃げ」「遊び」ともいう。
灰汁洗い【あくあらい】
材料となる木材の汚れた部位を薬品で洗浄した後、水洗いすること。
揚板【あげいた】
揚蓋(あげぶた)とも言い、床板の一部が取り外しできるようになっている板。
上げ裏
階段などの裏側のことで、見上げると目に入る部分を指す。
上げ下げ窓
ガラス戸が上下にスライドして開閉する窓。上下2枚とも動くダブルハングと片方だけのシングルハングがある。
脚物【あしもの】
椅子やテーブルなどの脚を持った洋家具類を指す。
アシンメトリー
左右の大きさ、色、形などがある軸線に対して左右非対称、不均整なこと。
網代天井【あじろてんじょう】
杉や竹、葦(あし)などを斜めや縦横に編んで張った天井。主に茶室や床の間の天井に用いられる。
東屋【あずまや】
庭園に設けられた休憩、または眺望に使用される建物。柱だけで壁がないのが一般的。
アップフォルスター
座面にクッションになる詰め物をのせて、上から布などを張ったソファや椅子。
アトリウム
ホテルやオフィスのロビー、マンションのエントランスなどに設けた吹き抜けなどの開放的な空間。
アネモスタッド
天井面に設置される空調の吹き出し口で、丸形や角形のコーン状をした複数の羽根をもつ吹き出し口。
あばら筋【あばらきん】
鉄筋コンクリート構造で、梁(はり)のせん断破壊を防ぐために入れる補強筋。「スターラップ」ともいう。
雨押え【あまおさえ】
雨水の浸入を防ぐために、外壁と開口部の上枠などに取り付ける板、または部位を指す。
歩み板【あゆみいた】
仮設用の通路や作業床に架け渡す道板のこと。足場板と同じ意味で用いることもある。
洗い工事
工事の最終(建物引き渡し前)段階に、建物の清掃およびフロアーなどのワックス掛けを行なう工事。
アルカリ骨材反応【あるかりこつざいはんのう】
コンクリートに含まれるアルカリ性溶液と、シリカ鉱物などの骨材が化学反応して膨張を起こす現象。
合わせガラス
数枚のガラスの間に透明で接着力の強い中間膜やプラスチックシートを挟んで貼り合わせた安全性の高いガラス。
アンカーボルト
木造の土台を基礎に連結するために基礎コンクリートに埋め込むボルト。一般のU字型以外に、L字型もある。
アンダーレイヤー
カーペットを敷く際に、床との間に敷き込むクッション材。麻や綿のフェルトや、ゴムなどの種類がある。
あんどん部屋【あんどんべや】
直接外気に接する開口部がない部屋。建築基準法上の居室とはできず、納戸などと表示される。
アース
電気回路の一部または電気機器を地面と導線で結び、電気を逃がすこと。または、そのための装置。
衣桁【いか】
着物を掛けておく和室用の家具。鳥居型や屏風(びょうぶ)型がある。衣架(いか)ともいう。
異形鉄筋【いけいてっきん】
鉄筋とコンクリートの付着を良くするため、表面に節状の突起がある鉄筋のこと。
石灯籠
石で造った灯籠で、社寺に据えて灯火をともす。また、庭園の装飾として用いられる。
意匠図【いしょうず】
建物の間取りやデザイン、仕様関係を表した図面。平面図、配置図とも呼ばれる。
維持管理対策等級
給・排水管、ガス管の日常のメンテナンスのしやすさを示す等級。1から3までの数値で表記される。
板畳【いただたみ】
和室などの畳敷きに接して板張りされた部分。箪笥(たんす)などの家具を置く場所に利用される。
板目【いため】
木材の表面に現れた何重もの木目。和風建築の真壁(しんかべ)の柱などに用いられる。
市松模様
黒または紺と、白の明暗2種の色を交互に配した正方形の連続模様。役者・市松がこの柄のはかまを着たことに由来。
一般廃棄物【いっぱんはいきぶつ】
産業廃棄物以外の廃棄物のこと。一般家庭からのもの、事務所や商店からのもの、し尿に大別される。
稲妻釘【いなづまくぎ】
頭を二重に折り曲げられたフックのような釘。掛け軸などを掛けるのに使われる。
イニシャルコスト
建物を建てるときにかかる設計料、建築工事費などの初期費用のこと。
犬走り【いぬばしり】
軒下の建物の外周部に、雨水が浸透しないよう地盤部分をコンクリートで舗装した部分。
芋目地【いもめじ】
タイルや煉瓦(れんが)、コンクリートブロックなどの積み方の一つで、縦、横とも一直線に通っている目地。
色温度【いろおんど】
光源の色を表す値のことで、ケルビン(K)で表す。一般的に白熱灯は2800K、蛍光灯は4600〜7100K。
インテリアエレメント
一般に天井や壁、床材などの内装と、家具やカーテン、カーペット、照明器具を指す。
イージーチェア
ゆったりくつろげるように、背もたれに角度を付け、肘掛けを設置した1人用の椅子。
ウィングチェア
ハイバッグチェアのなかでも、背もたれ上部の両側が耳のように前方に突き出た椅子。「耳付き椅子」とも呼ぶ。
ウィンドウトリートメント
家の壁面を照らすことを主とする照明方法。またはそのために埋め込む照明器具のこと。
ウォールウォッシャー
カーテンやカーテンレール、ブラインド、その他のアクセサリーなどで窓辺の装飾や演出をすること。
ウォールキャビネット
壁沿いに配置したり、壁面に取り付けたりした高さのある戸棚や収納家具。システムキッチンを指すことも多い。
薄縁【うすべり】
床の間の床に敷く、畳の形をした薄い敷物。畳の表に直接、畳の縁を縫いつけている。
卯建【うだつ】
隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁。1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられている。
内樋【うちどい】
外部から見えないように、軒や壁の内側に隠して設けられた樋の総称。「隠し樋」とも呼ばれる。
内幅木タイル【うちはばぎタイル】
壁と床との取合部の掃除が楽なように、タイルの端部にアールに曲げた部分をもつタイル。
浮づくり【うづくり】
丸太から切り出し、木材の木目を浮き出させた仕上げ。見た目が美しく、板の表面を強くする効果もある。
海砂【うみずな】
海岸で採取する砂。塩分が多く、コンクリートの調合には洗浄処理が必要。塩分を含まない川砂や山砂の方が適当。
埋木【うめき】
木材の節などにある穴を、他の木材を埋め込んでふさぐ補修のこと。また、穴を埋める木材も埋木という。
裏あし
タイルの裏側を指す。接着用のモルタルやセメントがはがれにくいように工夫されている。
ウレタンフォーム
スポンジ状のポリウレタン樹脂。軟質と硬質があり、軟質はクッション材として、硬質は断熱材などに用いられる。
雲竜紙【うんりゅうし】
和紙の一種で、コウゾの荒い繊維が混ざったままの質感を持つ紙。ランプシェードなどに用いられる。
エアカーテン
人の出入りが多い場所で、高速の気流を上から噴出させる方法。外気の流入による室温の変化を防ぐ。
エアサイクルシステム住宅
壁の間に隙間を設け、空気を対流させて室内の温度を調節する住宅。夏は冷気を、冬は暖気を循環させる。
ALC【エイエルシー】
発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートの外装材。施工、加工が容易で断熱性、耐火性も高い。
液状化現象
細かい砂が積もった地盤に起こりやすい。地震などで圧力の強い水に砂が押し上げられ、液体のような状態となる。
エキスパンドメタル
工場の廊下・床・階段の踏み板などに使用されるメッシュ状の鋼材。
エクステリア
門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住まいの外部空間全体を指す。
エクステンションテーブル
天板の大きさが変えられる伸縮可能なテーブルの総称。補助天板を広げて大きくするなど用途に合わせて使える。
エコ マテリアル
エコロジーについて配慮した材料。資源の保護や省エネルギーなどを十分に考慮している材料のこと。
エコマーク
環境保全に役立つと認められた商品に付けられるマーク。フロンを使わないスプレー、古紙利用のペーパーなど。
エスキース
デザインや設計の構想を練るために描くラフスケッチ。一般的にフリーハンドで描く。
SK【エスケー】
掃除道具を洗ったり、掃除後の汚れた水を流す大型の衛生陶器。「掃除用流し」ともいう。
SGマーク
財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合した製品につけられるマーク。
SPF材
ツーバイフォー住宅の構造材として用いられる。トウヒやマツ、モミなどの輸入木材で、軟らかく加工しやすい。
FF式燃焼器
給湯器や住宅用ヒーターなど、送風機で取り入れた外気を密閉容器内で燃焼させ、屋外に排気する燃焼器のこと。
Fケーブル
銅の心線をビニール樹脂で二重に覆った電線。住宅の屋内配線用として一般的に使われている。
エフロレッセンス
コンクリート表面に炭酸カルシウムが生じる現象。「白華(はっか)現象」とも言う。
エプロン
浴槽の側板。側面の面数により1面エプロン式、2面エプロン式などと呼ばれる。
エレベーターシャフト
エレベーターが走行するための縦穴状の空間。
縁甲板【えんこういた】
日本建築の縁側、板の間などに使われる床用木材。主にアカマツやヒノキなどの針葉樹が使用される。
演色性【えんしょくせい】
光源による色彩の再現度合いのことで、評価指数「Ra」で示す。数値が100に近いほど優れている。
鉛直荷重【えんちょくかじゅう】
建物に重力と同じ方向に働く荷重(建物の骨組みや地盤に加わる力)。
エントランス
建物の出入り口部分のこと。マンションでは、建物の正面玄関に設けられた広場をエントランスホールともいう。
エンボス加工
表面に凹凸を付けること。一般的には紙などに用いることが多く、建築では金属パネルなどの仕上げ材に施す。
追い焚き機能
浴槽の湯が冷めた時に沸かし直す機能。高温差し湯式、循環式などがあり、沸かし直すより経済的。
オイルフィニッシュ
亜麻仁油(あまにゆ)などを木材に染み込ませる塗装仕上げ。自然な感じが生かされ、北欧の家具に多く見られる。
横架材【おうかざい】
建物の骨組みで、横にかけ渡された梁(はり)、桁(けた)、棟木(むねぎ)の総称。
置き型洗面器
近年人気のカウンターの上に置ける洗面器。円形や四角形のほか、染め付け、織部焼の鉢の和風洗面器もある。
オスモカラー
有害物質を発散・放出しない無公害の木工用塗料。ひまわり油など植物性の原料で作られている。
オットマン
「イージーチェア」や「ソファ」とセットで使う、足を載せる低いスツール。「フットスツール」とも呼ばれる。
鬼瓦【おにがわら】
和風建物の棟の端などに設置される瓦の総称。古くから棟端を神聖な霊所として守護してもらう目的で使われる。
親子扉【おやことびら】
両開きのドアで、2枚の扉の幅が異なるもの。通常は幅が広い方の扉のみを開閉して使用する。
折り返し階段
コの字型に方向を変えて上がる階段。途中に休めるよう踊り場を設け、安全性を高めている。
折戸【おれど】
開いたときに折り畳めるようになっている戸の総称。主にクロゼットの扉に用いられる。
オレフィン紙
クロスに使われる紙。燃焼時の発煙量が少なく、塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しない。
オンドル
古くから朝鮮半島や中国東北部で用いられてきた床暖房装置。
オートライト
人の気配を感知して自動的に点滅する照明。玄関やカーポートに防犯などの目的で使われる。
オーニング
家の外部の窓や出入り口の上に取り付ける、布地でできた可動式のテント。
オーバーレイ合板【オーバーレイごうばん】
表面を合成樹脂類で被膜したり、化粧単板、紙布類、金属板などを接着した合板の総称。
オープンキッチン
リビングやダイニングとつながった空間に設置したキッチン。仕切りがないので、部屋が広く見える。

か行

飼いモルタル
大理石などを壁に貼り付ける際に、固定の目的で裏側に詰めるモルタル。
カウチ
片側に低い背もたれと肘掛けがあるソファタイプの寝椅子のこと。「コーチ」ともいう。
柿渋塗り
渋柿の果汁を発酵させた液を塗り、自然乾燥させる仕上げ方法。漆塗りの下地や家具の塗装に用いられる。
駆込天井【かけこみてんじょう】
フラットな天井の一部に勾配を組み込んだもので、茶室や和風の縁側などに用いられる。
可塑剤【かそざい】
ポリ塩化ビニール等の材料に柔軟性を与えたり、加工をしやすくするために添加される物質。
堅木【かたぎ】
カシやナラ、クヌギなど堅固な広葉樹の木材。
【かね】
直角のこと。「曲」とも書く。直角を測る道具を「指矩(さしがね)」「曲尺(かねじゃく)」などと呼ぶ。
カフェカーテン
窓枠の天地の中ほどにレールを設けて、窓の一部を隠すようにした短いカーテンのこと。
カブリオールレッグ
動物の足を模してデザインされた、家具の脚の形状。アンティーク家具によく見られる。
鴨居【かもい】
襖(ふすま)や障子(しょうじ)など引き戸の開口部の上に設ける部材。
カラン
給水栓や水栓、蛇口など、水や湯を供給したり、止水したりする器具の総称。
カラースキム
インテリアの色調を全体のバランスを見ながら決めること。
仮囲い【かりがこい】
建設現場の防犯をはじめ、現場周辺へのちりやほこりの飛散、騒音を遮る高さ2メートル以上の防護板。
枯れ山水
水を使わず、白砂や石、コケなどで水の流れや滝などを表す庭造りの手法。龍安寺(京都市)の石庭などで知られる。
冠瓦【かんむりがわら】
棟の最上部に載せられ雨水の浸入を防ぐ瓦。棟瓦の種類の一つ。
カーテンウオール
外部と内部を空間的に仕切るための外壁で「帳壁」ともいう。
カーテンボックス
カーテンレールやブラインドの上部を隠すための箱形のカバー。一般的に窓際の壁や天井に設ける。
ガスケット
ガラスのはめ込み部分や、部材の接合部の気密性などを確保する目的で使うパッキン材のこと。
元利均等返済方式【がんりきんとうへんさいほうしき】
利息+元金の額を返済期間で均等に割って、毎月の返済額を一定にする方法。
木表【きおもて】
木材を製材したとき、樹幹の外側の面。樹皮に近い切断面のこと。
生地仕上【きじしあげ】
木材の木目、地肌、色合いをそのまま生かした仕上げ。「素地仕上げ」ともいう。
亀甲模様
正六角形の幾何学の模様。カメの甲羅に似ていることからこの名前が付いた。
木拾い【きびろい】
設計された図面から、必要な木材などの本数や、大きさを拾い出していく作業のこと。
キャットウォーク
設備や機器などの点検のために、高い位置に設けられた狭いメンテナンス用の通路。
キャビネット
前面に扉のついた戸棚や、ガラス扉のついた飾り棚、タンス、小型の整理箱など収納家具の総称。
キュービクル
鋼板製のボックスに収めた配電盤の総称。変圧器、受電盤などがセットになっている。
脇息
日本の座臥具(ざがぐ)の一つで、座ったときに片肘を置くためのもの。肘掛けともいう。
切り妻屋根
屋根の形式の一種。棟から両側に勾配した屋根があり、側面は壁になっている。
キリム
中近東一帯の遊牧民がテントに掛けたり、中に敷いたりして使っていた平織りの織物。幾何学模様が美しい。
キープラン
建物のある部分が、全体のどこに位置するのかを示すための簡略化した平面図のこと。案内図とも呼ばれる。
擬石【ぎせき】
天然の岩石に似せて細工したコンクリートやモルタル。
逆転プラン
主に2階建ての住宅で、居間などパブリックな空間を2階に、プライベートな空間を1階にレイアウトするプラン。
潜り戸【くぐりど】
茶室など高さが低く、幅の狭い出入り口に設ける戸。
躯体【くたい】
基礎、柱、梁、耐久壁、剛床など建物の主要な構造体または骨組みのこと。
クックトップ
システムキッチンの煮炊きや調理するコンロ部分のこと。
クッションフロア
ビニール系の床シートの下に発泡塩化ビニールを使い、クッション性を高めたフロア。
沓脱石【くつぬぎいし】
和風庭園に用いる石で、縁側の下に置く。石の上で靴やサンダルなどの履き物を脱ぐ。
クラシックスタイル
インテリアスタイルの一種。欧州の宮廷で誕生し、猫脚のアンティーク家具や豪華な装飾が特徴。
クラック
壁などに生じる亀裂、ひび割れのこと。割れ幅の小さいものを「ヘアークラック」という。
クリープ現象
木材やコンクリートの変形(ゆがみ)が時間とともに増大する現象。
クレモンボルト
両開き戸などに使われる戸締り金物。レバーハンドルを回すと、上下にボルトが突き出し、固定される。
桑材【くわざい】
広葉樹の一種で、主に床柱や和家具などに使用する。茶道具の材料としては最高級とされている。
栗石【ぐりいし】
基礎の下に敷き詰め、地盤を強固するために使う20センチ以下の石。
グリッパー工法
カーペットの施工方法の一つ。クッション性を高めるため、下にフェルトなどを敷き、部屋の四隅に打ち付ける。
グルニエ
仏語で屋根裏部屋のこと。子供部屋やアトリエとして利用されることが多い。アティック、ロフトも同義。
グレーチング
排水路や側溝などの溝の上にかぶさる鋼板製やステンレス製、FRP 製のふた。
蹴上げ【けあげ】
階段の一段の高さ。また、その寸法は「蹴上げ高さ」「蹴上げ寸法」ともいい、建築基準法で定められている。
珪藻土【けいそうど】
土壁の一種。植物の藻が化石化した土で、主に壁材に使われる。吸湿、放湿性に優れ、防カビに効果を発揮する。
経年変化【けいねんへんか】
長い年月の間に、自然劣化も含め腐食や摩耗、性質の変化などで、性能や機能が低下すること。
契約電力
電力の消費者が、電力会社と契約する使用最大電力。電力会社の供給規則で算出方法が定められている。
軽量鉄骨
肉厚4.5mm程度までの薄い鉄骨で、「軽量形鋼」とも呼ばれている。
化粧積み
レンガやコンクリートブロックなどの表面がそのまま仕上げとなる積み方。
けれん
建物の解体後に、型枠材や床、壁のコンクリート面に付いたモルタルかすなどを落とす作業のこと。
建築基準法
建物の敷地、構造、設備、用途に関する最低限の基準を定めた法律。建物を造る上で、守らなければならない基準。
建ぺい率
敷地面積に対して建築面積が占める割合。100平方メートルの敷地に対して建築面積が60平方メートルなら建ぺい率は60%。
権利書
正式には登記済書。不動産の所有権移転登記が済み、申請通り登記が完了していることを証明する書類。
ケースメント
レースより太い糸で織られたカーテン地。レースとドレープカーテンの間に使う。単独で使用することもある。
月桃紙【げっとうし】
ゲットウという植物の葉で作られた紙。香りが良く、防虫効果もある。障子(しょうじ)などに多く使われる。
下屋【げや】
メーンの屋根より下げた位置に取り付けられた片流れ屋根。または、その下にある空間。
コアシステム
階段やエレベーターホール、トイレなどの共用施設を集めて配置する方式のこと。
コア抜き
刃先にダイヤモンドチップのついたカッターで、コンクリートなどに穴をあけること。
高規格住宅
住居性、安全性、耐久性などの面で一定の基準を満たす公庫融資住宅。
孔食【こうしょく】
金属表面の局部的な腐食。表面に小さな針(孔)で突いたほどの穴ができ、腐食が進行する。
公図【こうず】
登記簿に添付されている、土地の境界や建物の位置を確定するための地図のこと。
高断熱複層ガラス
太陽熱を取り入れながら暖房エネルギーを外に逃がさない特殊な金属膜をコーディングしたガラス。
高欄【こうらん】
縁や廊下、あるいは橋につく欄干(らんかん)のこと。「勾欄(こうらん)」とも書く。
克雪住宅【こくせつじゅうたく】
屋根に積もった雪を自然エネルギーで融解したり、構造材を補強したりした住宅。
小屋裏【こやうら】
屋根を設けた下部にある部屋の天井から屋根までの空間。
小屋裏収納
1階あるいは2階の屋根との間にできた空間を利用した収納。一般的に外気温に左右されやすい。
小屋筋かい【こやすじかい】
棟木や母屋に対して、斜めに打ち付ける板。ゆがんだり倒れたりするのを防ぐ。
コンソールテーブル
壁にぴったりと付けて置く、奥行きの浅い装飾用の小型テーブル。花瓶や彫像などを飾る台として使う。
コンパネ
「コンクリートパネル」の略。耐水性が高くコストが低いが、表面は粗く、反りも大きい。
混和剤【こんわざい】
セメント、水、骨材以外にコンクリートに添加して一定の効果をもたらす材料。
コーポラティブハウス
住宅を新築したい世帯が集まり、協力して建築する集合住宅。各世帯で個別に設計することができる。

さ行

指物【さしもの】
板と板を互いにはめ込んで組み立てた箱や家具、建具。
サンクンガーデン
周囲より低くなった広場や庭園を指す。サンクンとは「沈んだ状態」のこと。
サンドブラスト
圧縮空気で砂を高速で吹き付けること。ガラス、金属、石などの表面を粗面にしたり、磨くなどの使い方がある。
サンルーム
日光をより多く取り入れることを目的とした部屋。屋根などをガラス張りにした空間が多い。
サーキュレーター
空気を循環させ室温を均一にする装置。冬は暖かい空気を下に送り、夏は冷たい空気を上に循環させる。
サージング
ロックミシンを用いてカーペットの縁を二重縫いし、縁がほつれないようにすること。オーバーロック加工ともいう。
サービスバルコニー
一般的に面積の小さなバルコニーを指す。キッチン付近に設けると、ごみなどを一時的に置いておけるなど便利。
サーモスタット
自動的に温度を調整する装置。バイメタルや水銀などの膨張を応用し、スイッチを作動させる。
座金【ざがね】
ボルトにナットを締め付ける際に、母材にボルトの頭がめり込まないようにする鋼製の板。
残響【ざんきょう】
室内で発生した音が、床や壁、天井などで反射を繰り返し、しばらく響いている現象のこと。
シェーズ・ロング
ソファの一種で、背が倒れて座面が長く、手足を伸ばして座れる椅子のこと。
仕口【しぐち】
二つの木材を接合するために刻んだホゾや継手(つぎて)の総称。
しっくい塗り
城や土蔵に用いられる日本独自の塗装方法。消石灰に砂やのりを混ぜ、麻などを加え、水で練って仕上げる。
シックハウス症候群
床や壁の材料に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質が原因で起こる健康障害。
七宝模様
同じ大きさの円の円周を、4分の1ずつ重ねてつないでいく模様。
室礼【しつらい】
屏風(びょうぶ)や御簾(みす)などの仕切り道具、櫃(ひつ)などの収納道具。
絞り丸太
床の間の柱に使われる杉の丸太で、表面に溝のあるもの。
遮光カーテン
特殊な繊維を織り込んだり、ラミネート加工をしたりしたカーテン。普通の生地に遮光生地を縫い付ける場合もある。
シャッター雨戸
シャッターのように上下に開閉する雨戸。ひさしを兼ねた窓上部に収納するため、戸袋は不要で外観がすっきり。
遮熱複層ガラス
夏涼しく冬暖かく過ごすための複層ガラス。室外側に特殊金属膜をコーティングし、強い太陽熱を反射させる。
シンボルツリー
自宅のシンボルになる大きな樹木。玄関などのアプローチや庭先に植えると外構が華やかになる。
CFシート【シーエフシート】
ビニール系床シートの一種で「クッションフロア」ともいう。発泡塩化ビニールを使ってクッション性が高められている。
C値
隙間面積を延べ床面積で割った数値で、住宅の気密性を表す。値が小さいほど気密性が高い。
シーリングファン
天井に付けるサーキュレーターの代表的な装置。大きな羽根のような形で、室温のむらを防止する。
直天井【じかてんじょう】
上階の床の下面や屋根の下面をそのまま露出させて天井面にした形式。塗装や吹き付けなどで仕上げをする。
軸回し【じくまわし】
仏間に設ける襖(ふすま)の戸で、扉を開いた状態でスライドさせて格納できる。
地鎮祭
土地を清める儀式。土地の神主に工事の安全や居住者の末永い幸福などを祈願する。
地盤改良(補強)
地盤の補強。土とセメントを混ぜたり、地盤に穴を掘りセメントペーストを流し込んだりするのが一般的。
地盤調査
工事着手前に地盤状態を調べること。軟弱な場合は補強方法を検討する。
地窓【じまど】
床面に接した位置にある窓。対角線方向に向き合う窓と組み合わせると、自然換気に効果がある。
住宅完成保証制度
建築工事請負契約期間中に工務店などが倒産しても、別の工務店が継承して同条件で完成させる制度。
住宅性能表示制度
住宅の品質確保に関する制度。構造的な強さや火災時の安全性、省エネ性などを比較検討できる。
従量電灯【じゅうりょうでんとう】
電気の使用量に応じて料金を払う契約方式。一般家庭では従量電灯「B」(10〜60アンペア供給)の契約が多い。
受電方式【じゅでんほうしき】
電力会社の配電線から電路を引き込む方式。架空、地中引き込みなどがある。一般家庭は架空が多い。
上代【じょうだい】
建築主に提示する工事金額や物品の定価。元請けから見た仕入額や外注費のことは下代(げだい)という。
靭性【じんせい】
材料の粘り強さのこと。鋼材などは粘り強く、大きく変形が可能。
GL工法
石膏ボードを接着剤で貼る工法。ボードを押し付けて貼るため、下地を必要とせず施工が簡単。
スタイルカーテン
装飾を重視したカーテンのつり方。目隠しのためのカフェスタイルや、中央を交差させたクロスオーバーなどがある。
スタッキングチェア
縦に積み重ねができる椅子。収納や運搬をするときに便利で、スチール製が多い。会議室などによく使われる。
スツール
背もたれや肘掛けがなく、腰を掛けるだけの椅子。ドレッサーなどに用いられる。
ステップダウンフロア
一部分に段差をつけたフロア。例えばダイニングとリビングの境に段差をつけると間仕切りの効果が出る。
ストレーナー
水、温水、蒸気配管内に含まれる異物を取り除くために、配管や給水栓の中に設けるろ過装置。
スパンドレル
留め付けるビスが隠れるように成形された金属化粧板。天井材として使われる。
墨出し【すみだし】
工事で必要な線や位置などを床や壁に表示する作業のこと。大工が昔、墨つぼの墨で書いていたのが由来。
スライディングウォール
室内の空間を区分するための可動式の仕切り壁。
スラブ
垂直方向の重量を受ける水平面のこと。通常は鉄筋コンクリート構造の床版を言い、床スラブともいう。
スランプ
生コンクリートの硬さを示す指標のこと。値が大きいほど軟らかく、粘り気が少ない。
すりガラス
砂による物理的な加工を施し、不透明にしたガラス。透明では困る部分に使う。くもりガラス、つや消しガラスともいう。
スロップシンク
底の深い流し台のこと。泥のついた野菜や靴、掃除用具などを洗うのに便利。
積載荷重【せきさいかじゅう】
建物の床に載る荷重。建物の用途によって建築基準法で積載荷重が定められている。
セットバック
敷地境界線、道路境界線から後退して建物を建てること。
背割り【せわり】
芯持ち材の乾燥収縮による割れを防ぐために、見えない背の部分に割れ目をつくっておくこと。
洗髪洗面化粧台
ハンドシャワーが設置され、通常の洗面台よりも洗面器が大きく、シャンプーがしやすい構造の洗面化粧台。
造作家具【ぞうさくかぐ】
建物と一体となった家具のこと。「造り付け家具」とも呼ばれる。オーダー家具などを指すこともある。

た行

耐火構造
火災発生時に、壁や柱などの建物の主要構造部が、一定時間、倒壊したり燃え広がったりしない性能を持つ構造。
耐火等級
住宅性能表示制度により、住宅の部位がどの程度火に強いかを示す等級。
耐火二層管【たいかにそうかん】
硬質塩化ビニル管を繊維モルタルで覆った配管。防音性・耐火性に優れている。
タイルカーペット
50センチ四方などの大きさにカットされたカーペット。施工が容易で部分的に取り換えも可能。オフィスで使うことが多い。
高窓【たかまど】
壁面の上部に設置する窓。家具などにより、上部にしか設けられない場合や、採光を目的に取り付ける。
三和土【たたき】
土またはコンクリートで仕上げた土間。土に石灰、水などを加えて塗り固めた土間も指す。「叩き」とも書く。
タッセル
カーテンを開けたときに、左右でまとめるための房飾り。
タッチアップ
塗装工事などで、1度仕上げた部分を再度細かく修正すること。
単相【たんそう】
電気の配電方式の一種で、単相には100ボルトの2線式と200ボルトの3線式がある。3線式が一般的。
ターボファン
後ろ向きに反った、比較的長い羽根がついたファン。最も効率がよい換気扇。
ターマトラック
電磁波で木材やコンクリート内部、断熱材内部に生息するシロアリを検知する機器。
ダイノックシート
木や石などの素材に限りなく近づけたフィルム。粘着剤付きで、テーブルや扉などに施工可能。
ダムウェーター
食品などを運ぶための小型エレベーター。一般的に床面積1平方メートル以下で、高さ1.2メートル以下のものを指す。
緞通【だんつう】
厚手の織物類でカーペットの一種。一般に手織りのものを指す。床敷用、装飾用がある。
段鼻タイル【だんばなたいる】
階段タイルともいい、階段先端の踏面に使われる。滑り防止のため、筋状の溝が付けられている。
チムニー
煙突のこと。暖炉のための実用的なものだけでなく、外観のアクセントのために付けることもある。
地目【ちもく】
土地がどのように利用されているかを表したもの。田や畑、宅地、山林など21種類に分類されている。
茶庭【ちゃにわ】
露地とも呼ばれ、茶事を行うために蹲踞(つくばい)や飛石(とびいし)などを設けた茶室への道すがらの庭。
茶の間
食堂と居間を兼ねた部屋のこと。また、和風住宅における食事、およびその後の家族だんらんに用いる部屋。
チーク材
広葉樹の一種。赤みがかった褐色で、軽くて堅く、曲がりにくい。耐久性に優れた高級材。
つなぎ融資
工事代金の支払いが融資実行時期よりも前の場合、融資を受けるまでの間に受ける別の融資のこと。
坪単価
床面積1坪当たりの工事費のこと。延べ床面積を坪単位に換算し、建物の本体価格を坪数で割ったもの。
坪庭
敷地内に造る小さな庭の総称。建物と建物の間や、建物と塀の間にできる空間などを利用して造る。
2WAY家具【ツーウェイかぐ】
二つの用途に兼用できる家具。天板の高さが変わるリフティングテーブルや、ソファベッドなどが代表的。
定尺【ていしゃく】
材料の基準寸法。合板ではサブロク板(91センチ×182センチ)やシハチ板(122センチ×243センチ)などがある。
低発熱コンクリート
発熱を低減し、温度応力によるひび割れを抑制するコンクリート。主に高層ビルや大型構造物などに使う。
定量止水栓【ていりょうしすいせん】
浴槽の湯張り用の、流量制御弁が設置されている水栓。設定した量に達すると自動的に止水する。
テッセラ
主にモザイク張りに使う大理石などの四角い小片。
テラコッタ
粘土を焼成したもので、一般的に、低温で焼成された素焼きの大型タイル。玄関やキッチンの床によく使われる。
テラスハウス
英国が発祥の都市型低層連棟式集合住宅。2階建てが多く、各戸が専用の庭を持つ。
DEN
書斎や趣味を楽しむための小さい部屋。広さや形状の明確な定義はない。
【とう】
熱帯アジアなどに自生するツル性植物。軽量・強靱(きょうじん)で弾力性があり、家具やインテリアの小物に使われる。
透過損失【とうかそんしつ】
音のエネルギーが障害物を通過する際に失う比率のことで、窓や壁などの遮音性を示すときに用いられる。
床の間
座敷の正面上座に1段高く構え、掛け軸、置物、花瓶などを飾る、和室に設ける飾りスペース。
床柱
床の間に設ける化粧柱のこと。和室全体の調和の決め手になるため、材質や木目にこだわったものを使用する。
トップライト
採光や通風のため、屋根に設置する窓。壁面に設ける窓に比べ数倍の採光効果があり、天窓ともいう。
飛び石
日本の山水風景式庭園の通路に用いられる平たい石。伝い歩くために、点々と置かれる。
戸袋
雨戸を開けた時に収納する箱状のスペース。主に和風住宅にあり、縁側や窓の敷居の端に作られる。
トミジ管
硬質塩化ビニール管の外側を石綿セメントで保護した耐火仕様の排水用の配管。
鳥の子紙【とりのこし】
楮(こうぞ)と雁皮(がんぴ)を原料とした手すきの高級紙。光沢があり、湿気や虫害にも強い。
トリム
カーテンの縁や裾にあしらう飾りの総称でトリミングとも呼ぶ。窓周辺の小物の中でも装飾効果が高い。
ドアクローザー
開き戸の上部に取り付ける装置で、開いたドア(扉)をゆっくりと自動的に閉めることができる装置。
同軸ケーブル【どうじくけーぶる】
テレビなど映像音響の高周波通信用に使用するケーブルで、内部導体と外部導体が同軸上に配置されている。
土被り【どかぶり】
構造物や設備、配管などの上に盛ってある土のこと。または、その土の厚みを指す。
独立柱
周囲に壁を付けていない、ただ1本だけ立っている柱のこと。
土蔵【どぞう】
日本の伝統的な建築様式の一つで、外壁を土壁としてしっくいなどで仕上げるもの。蔵と呼ばれることが多い。
土間
家の中で、床を張らずに地面のままかコンクリートなどで仕上げた場所。最近は、タイル張りした土間もある。
ドライエリア
地下室の採光、換気、防湿などのために、外壁を囲むように掘られた空間のこと。空掘(からぼ)りともいう。
ドレッシングルーム
衣類を着たり化粧したりするための部屋。寝室の隣に設けることが多い。
ドレン
雨水や雑排水、汚水などを排水するための管や溝、およびそのための部品を指す。
ドレンチャー設備
火災時に建物への延焼を防ぐため、軒先や開口部から水を出して建物全体を水幕で包む防火装置の一種。
ドローリーフテーブル
天板の下に備えられた予備の天板を引き出して拡張できるテーブル。エクステンションテーブルの一種。
ドーマー
ロフトなど小屋裏部屋への採光を主な目的とする屋根上に設けた窓および屋根のこと。

な行

ナイトテーブル
ベッドの脇などに置く、照明器具や小物を置くための小型の家具。「サイドテーブル」の一種。
ナイトラッチ
内側からは、ドアノブに付いているつまみやボタンで施錠し、外側からは鍵を使う方式のドアの錠のこと。
長持【ながもち】
和家具の一つで、衣類や調度品を入れておける、ふたが付いた長方形の箱。「長櫃(ながびつ)」の俗称。
ナトリウムランプ
ガラス管の中に高圧のナトリウム蒸気を封入し、アーク放電で発光させるランプ。オレンジ色の強い光が特徴。
なまこ壁
土蔵造りの外壁仕上げの一種。正方形の平らな瓦を壁面に並べ、継ぎ目をしっくいで半円形に盛り上げて作る。
軟弱地盤
建物の安定と沈下に問題がある軟らかい地盤で、地盤改良(補強)などが必要。
納戸
洋服やバッグなどを収納する屋内の物置き。近年注目されるウオークインクロゼットもその一種。
二重窓
二重構造の窓でペアサッシとも言う。中間に空気層ができ、断熱・防音効果が期待できる。
ニッチ
絵画や花、陶器、小物などを飾るため、室内または室外の壁の一部を窪ませたスペースのこと。
人工【にんく】
作業に要する人員の数のこと。見積書などで作業員1人が1日働くのに相当する仕事量を「1人工」と表記する。
ヌック
趣味などに使える狭いスペースなどを指す。英語で心地よい隠れ場所という意味。
濡れ縁
家屋の外側にあって、雨ざらしになる縁。
根切り【ねぎり】
基礎を造るために、土を掘削して所要の空間を造ること。根切りをした底の水平面を根切り底という。
猫土台【ねこどだい】
基礎と土台の間に隙間を設け、床下の換気を促す工法。「基礎パッキン工法」ともいう。
ネストテーブル
同じデザインでサイズの異なるテーブルが1台に3枚程度収納でき、必要に応じて引き出して使えるテーブル。
練付け【ねりつけ】
表面の化粧用として、単板や樹脂板を接着材で下地板などの合板に張ること。
念達【ねんたつ】
工事の着手あるいは進行に伴い、関係各所に対してあいさつや必要事項の説明をすること。
のし瓦
屋根の棟、冠瓦の下に積まれる平らな瓦。屋根の中でも目立つ部分なので、デザインのポイントになる。
ノックダウン家具
運送やストックに便利なように、部材がバラバラになり、現場で組み立てる家具。
のろ
セメントまたは石灰を水に溶かしたセメントペーストのこと。左官下地や床のタイル張りの下地に用いられる。

は行

掃き出し窓【はきだしまど】
一般的には人が出入りできる大型の窓で、窓の下枠は室内の床の高さと差がない。
嵌め殺し窓【はめごろしまど】
ガラスをはめ込んで、採光だけを目的とした窓のこと。開閉は一切できない。
バタフライテーブル
天板の大きさが変えられる伸縮可能なテーブル。両サイドに補助の天板があり、羽のように持ち上げて広げる。
パイロットスイッチ
スイッチがオン状態のときにパイロットランプがともる。消し忘れ防止に効果的。トイレなどに用いられている。
パティオ
スペインの住宅建築に見られる中庭。周囲を建物で囲み、小型の噴水や井戸を設けるのが特徴。
パントリー
食べ物や食器類を収納するスペース。一般的には、台所の一部や隣接した場所に設置する。
パーケットフローリング
木片を寄せ集めて作られたフローリング。「寄せ木張り」あるいは「モザイク・パーケット」とも呼ばれる。
パーゴラ
観賞用にツタをはわせるための格子状の棚。住宅の軒先などに設け、日よけの役割も果たす。
曳家【ひきや】
住宅などの建築物を解体せずにそのまま水平移動させ、他の場所に移すこと。曳舞(ひきまい)ともいう。
引掛けシーリング【ひっかけしーりんぐ】
ペンダント照明やシャンデリアなどをつるす天井付けコンセント。左にねじると外れ、右側にねじると固定する。
広縁【ひろえん】
主に住宅の1階に作る幅の広い縁側のこと。一般的に約1365ミリ以上の縁側を指す。
ヒートポンプシステム
気体が液化する時に放出する熱や、液体が気化する時に、周囲の熱を奪う性質を利用した冷暖房システム。
ビルトインガレージ
建物の内部に駐車スペースを設けたガレージ。建ぺい率いっぱいに建物を建てる場合に採用される場合が多い。
BLマーク
品質や性能などが「優良住宅部品認定制度」の基準を満たす部品に付けられるマーク。
ピクチャーウインドー
外の景色を1枚の絵のように窓枠に取り入れる効果を持つ窓。一般的にはリビングに設けられ、開閉はできない。
ピロティ
建物を高い位置に支え、地上面を吹き放しにする柱。またはそのような柱が並んだ開放的な空間を指す。
ピンコロー
ほぼ正方形の石のこと。小さな舗石を指す場合もある。
PL法
製造物の欠陥から人や財産に生じた損害について、製造業者などに無過失責任を負わせる法律。
PTC【ピーティーシー】
省エネ効果の高いヒーター式床暖房。日照による温度上昇などに反応し、通電量が減少する。
ファサード
建物の正面のこと。玄関のある面を指すが、外観として重要な面であれば、側面でもファサードと呼ぶこともある。
フォーカルポイント
室内で目を引く部分のこと。一般に床の間や暖炉、ニッチ(壁の一部を窪ませた飾り棚)などを指す。
深基礎【ふかぎそ】
一般の基礎より、根入れ深さが深い基礎。地盤の高低差や傾斜がある場合などに採用される。
附帯工事費【ふたいこうじひ】
本体の工事以外にかかる費用。例えば新築住宅の場合は、古い家や倉庫の解体、地盤改良工事費など。
船底天井
中央を両端より高くして、船底のような形に勾配を付けた天井。数寄屋造りなどに多く使われる。
フレキシブルダクト
曲げ施工がある程度自由にできるダクトで、材質はアルミニウム、鉄、樹脂、グラスウールなど、さまざまなものがある。
フロアヒンジ
ドアが急に開閉しないようにするため、ドアの軸下の床に埋め込み、スピードを制御する器具。
フロストガラス
透明ガラスの片面を薬品処理して細かく滑らかな凹凸を施したガラス。間仕切り壁に使われることが多い。
フローリング
洋風建築の床用木材で、材質、塗装、加工方法で趣が異なる。主にブナ、ナラなどの広葉樹が使用される。
仏間
仏壇を安置する部屋。現状の住宅事情では、和室の床の間の横に仏壇を置く、床の間を兼ねた仏間が一般的。
プルボックス
電線管などの配管工事で、電線の接続や取り出し、器具の取り付けのために設ける鋼板製の箱。
ヘリンボーン
山形を連続させたような模様のこと。日本では「杉綾(すぎあや)織り」または「矢筈(やはず)模様」という。
ベッドスプレッド
ベッドを使わない時に掛けておく布製品。汚れ防止のほか、装飾上の役割が大きい。
ベントキャップ
外壁に設ける給気・排気の開口部に取り付ける部材で、形状は丸型、材質はアルミ、ステンレスなどがある。
ペデスタル型洗面器
台付きの洗面器。ペデスタルとは柱、彫刻、つぼなどを置く台座のことを指す。
ペニンシュラ型キッチン
カウンターが半島のように突き出たレイアウト。突き出た部分は作業台、ダイニングテーブルなどに使用できる。
ペントハウス
屋上に建てる塔屋のこと。一般的に、ビルの屋上への階段、エレベータや空調の機械室として設けられる。
ほうろう
金属の保護や装飾のために、表面にガラス質の釉(ゆう)を塗り、高温で焼き付けたもの。シンクや洗面ボウルに使われる。
蛍スイッチ【ほたるすいっち】
暗くてもスイッチの位置が分かるように、スイッチの部分がホタルのように光っているもの。
ホワイエ
入口と会議室、ホールなどの間にある広い空間で、休憩に利用されるスペース。仏語で団らん室の意味。
ボウウインドウ
出窓の一つで、同じサイズの窓を3面以上組み合わせて弓形に張り出させた装飾的な窓のこと。
防音材料
遮音性を高めるコンクリートや鉄板、吸音性を高めるグラスウールやロックウールなどの総称。
ボールタップ
水面の上下に浮かべた玉の浮力で開閉する水栓。水洗トイレのタンク内などに使われる。
ポルスター
ベッドで使う羽毛や綿を入れた枕のうち、形が円筒状で細長いもの。通常の形のものは「ピロー」と呼ぶ。

ま行

舞良戸【まいらど】
細い桟を等間隔で並べて取り付けた板戸。横に並べるものが一般的だが、縦に取り付けることもある。
正目【まさめ】
木材の表面に現れた平行な模様の木目。和室では、かもいの上に取り付ける長押(なげし)などに用いられる。
松丸太現し【まつまるたあらわし】
古い日本家屋の工法の一つで、マツの丸太を梁(はり)として見えるように配置する。
マルチメディアコンセント
電源、テレビアンテナ、電話線、LANが1枚のプレートにまとまっているコンセントのこと。
マントルピース
壁に設置する暖炉につける前飾りのことで、たき口の周りを囲む飾り枠などを指す。
ミストサウナ
ほどよい熱さの蒸気が霧状になって吹き出すサウナのこと。肌や髪への刺激が少なく、のぼせにくいと人気。
水屋
茶室の隅や隣室に設け、茶会などの準備や後始末をするところ。一般的には、簡単な棚や流しが設けられている。
ミニキッチン
シンク、こんろ、換気扇、戸棚などが、間口0.9〜1.5メートルの間に組み込まれたキッチン。
宮付きベッド【みやつきべっど】
一般的に、物を置いたり収納できるように棚や引出しがついているベッドのこと。
ミラーバックサイドボード
背板に鏡を組み込んだコレクションを飾るサイドボード。ディスプレーしたものが鏡に映り、より一層華やかに見える。
ミルシート
鉄筋や鉄骨などの鋼材全般に関して品質を証明する「品質検査証明書」のこと。
メッキ
物の表面をほかの金属で覆う仕上げ処理。装飾や防蝕、表面硬化のために行う。
滅失登記【めっしつとうき】
火事や地震、取り壊しなどで建物がなくなった場合に、登記を閉鎖すること。申請義務がある。
面材【めんざい】
一般的に板状の材料のこと。また、特定の面に使われる専用の材料を示すこともある。
面ぞろ【めんぞろ】
畳と床板を同じ高さにそろえるなど仕上げに段差のない、面がそろった納まり方。「面いち(つらいち)」ともいう。
毛氈【もうせん】
羊など獣毛を原料とした厚いフェルト状のカーペット。茶道の茶席や寺院の廊下などに使われる。
目視等級製材【もくしとうきゅうせいざい】
JAS規格製材で、節などの欠点を目視で測定し、等級区分された製材。1〜3級があり、1級は無垢(むく)材。
モケット
椅子やソファなどの座席を張るのに用いる毛足の長いビロード状の毛織物のこと。
モーメント
物体を回転させようとする作用のこと。外からの力が部材を曲げようとするときの力を「曲げモーメント」という。

や行

焼き付け塗装
乾燥工程で熱を加えて、密着性や耐候性を上げる塗装方法。一般に高温仕上げほど塗膜が緻密になる。
U字型キッチン
シンク、こんろ、冷蔵庫をU字型に配列するキッチンのレイアウト。作業スペースや収納スペースが広く取れる。
床下収納庫
キッチンの床下などに設置する収納ボックス。断熱タイプや気密タイプもある。
床面積
各階の床の面積。吹き抜けや小屋裏収納として扱われる部分は算入されない。
ユニット鉄筋
鉄筋を現場で配置せず、事前に工場で溶接加工を行い組み上げる鉄筋。
U字溝
断面がUの形をしている既製品の排水溝。コンクリート製のものが多く、雨水の排水に用いられる。
ユーティリティー
洗濯、アイロンなどの家事作業を行うスペース、または部屋。
養生【ようじょう】
工事の途中で、既に仕上がった部分に傷が付かないようにカバーをかけるなどの保護をすること。
葦簀【よしず】
葦(よし)を編んで作ったすだれ。日よけや目隠し、囲い用として使われ、インテリアとしても爽やかさを演出。
寄棟屋根【よせむねやね】
屋根の形式の一種。棟を中心にして、四方に勾配した屋根を組み合わせた形状を指す。
呼び線
電線配管工事で、本線の電線、ケーブルを通線するためにあらかじめ入れておく予備の線。

ら行

ライトコート
建物の中心に採光や通風のために設ける吹き抜けスペースで中庭の一種。そこに面する窓を設け、光を室内に通す。
ラウンジピット
リビングなどの床を掘り下げて作る憩いのスペース。ホテル内のラウンジやカフェで多く採用されている。
欄間【らんま】
和室の続き部屋の間などにある、鴨居の上の開口。格子や透かし彫りの飾り板などをはめ込むことが多い。
リビングボード
リビングルームに置く「飾り棚」や「サイドボード」。テレビやステレオの収納用に奥行きを深くしたボードが多い。
リ・ユース住宅
独立行政法人住宅金融支援機構が、「中古住宅」を言い換えた新しい呼び名。
ルクス
照度の単位で記号はlx。光束(1ルーメン)が1平方メートルの面積を一様に照らす場合が1ルクス。
ルーバー窓
ガラス製の羽根状ルーバーを回転させて開閉する窓。浴室などの水回りに多用される。ジャロジー窓ともいう。
ループパイル
カーペットなどの表面の毛足がループ状のもの。サラッとした肌触りで弾力があり、復元力も優れている。
ルーム フレグランス
部屋に良い香りを漂わせるインテリア雑貨。木製のスティックをアロマオイル入りのボトルに立てるタイプが一般的。
レイタンス
コンクリートを打設後、セメントや砂が原因で表面に薄く膜を張るように生じる泥状の物質。
ロスナイ
冷暖房による冷気や暖気を逃がさずに、汚れた空気を排出できる空調換気扇のこと。
ロッキングチェア
床との接触部分に弓状の反った部分があって揺れる椅子。18世紀中ごろから米国で広まり、欧州にも及んだ。
Low-Eガラス【ローイーガラス】
表面に特殊金属膜をコーティングした窓ガラス。遠赤外線の反射率を高め、放射による熱伝達を低減する。
ロータンク
水洗トイレで洗浄水を供給するために一定量の水をためておく水槽。底部が便座と同じ位置にあるタイプ。
ローマンシェード
左右に開閉するカーテンに対し、コードなどの昇降装置を操作することによって布を上げ下ろしするタイプ。
ローン特約
融資を前提とした不動産を購入の場合、融資がおりなければ売買契約を解除できるとする特別契約。

わ行

ワニス
天然または合成の樹脂を溶かした塗料で、透明な塗膜を作る。一般的には「ニス」と呼ばれる。
藁葺き屋根【わらぶきやね】
ムギの穂を材料にして作る日本家屋の屋根。ちなみに茅葺き屋根はススキの穂を主に使う。
ワーカビリティー
コンクリートを型枠に打ち込む時の作業の容易度を示す言葉で、コンクリートの軟度のこと。
ワークトップ
キッチンなどにあり、調理などを行なうカウンターや作業台のこと。天板とも呼ぶ。
ワークトライアングル
冷蔵庫、こんろ、シンクの三つを結ぶ作業動線のこと。理想の長さは、3辺の合計が360〜660センチ。