住まいるコラム

2016-07-02

縦空間生かしゆとり広げる

写真1

縦に伸びる住まい

写真2

公園の緑が目隠しに

 「シンプルな空間ですっきり暮らせる家にしたい」。30代のNさん夫婦は、2013年6月、広島市西区に木造2階建ての美容室兼自宅を完成させた。

 敷地は住宅街にあり、広さは約100平方メートル。設計を依頼された建築家の高田憲一郎さん(広島県坂町)は、面積以上のゆとりを演出しようと、縦に細長く伸びる箱型の住まいをプランニングした。

 1階に店舗と寝室を、日当りの良い2階には天井高を3メートル確保した上で、15畳のLDKと9畳の収納庫を配置。天井の高さを生かし、収納庫の上には、2・5階として9畳の子ども部屋をプラスした。LDKの南側に設けた大窓からは、向かい側にある公園の緑が広がる。光を取り込みながら、木々の葉が目隠しになるよう、窓の高さは緻密に計算されている。「季節ごとの生活道具や子どものおもちゃは収納庫にたっぷりしまえるので、居間はいつも片付いていて心地よい」とNさんは満足そうだ。

写真3

2階LDK

写真4

2.5階の子ども部屋